リノベーション~お勉強編~ 古い家のリフォームで気になる旧耐震・新耐震って?
2021年05月12日更新
リフォーム専門店の小江戸のリノベのYです。
なんとなく聞いたことのある単語。
新耐震、
旧耐震、
って言葉。
リフォームするかどうか、検討している方の家は、築浅、よりは築30年以上、という方の方が多いでしょう?
うちの耐震性ってどうなんだ?と心配になる方も多いですよね。
で、旧耐震というのは、
1981年6月1日以前に許可がおりた建物。
新耐震は、これ以降に許可された建物、ね。
ということは、この日を基準に、許可される条件が変わっている、ってことですね。
新しい方がもちろん厳しくなっているので、
とりあえず、この日よりも後に許可が下りているものは、
その前よりは厳しい基準をクリアしている、とみるわけです。
具体的には、、、
【旧耐震】
“震度5程度の地震でも倒壊しないこと”
倒壊しなければいいのですから、“ヒビが入る”や“住めなくなる”かは考慮されてません。
倒壊しないことにより人命が守られればそれでOK、という基準なわけです。
ではこれ以上大きな地震、震度6や7の地震は?
震度6,7は考えられていません
この当時はそのように大きな地震が来るとは誰も想定していなかった模様です。
【新耐震】
中規模の地震動でほとんど損傷しない”
“建築物の存続期間中に数度遭遇すべき稀に発生する地震動に対してほとんど損傷がしょうずるおそれのないこと。”と定められています。
ではもっと大きな地震では??
震度6,7クラスの地震。阪神大震災や東日本大震災のような大きな地震です。
これは、
“倒壊しないこと”
このクラスの地震では、倒壊しない強度が求められています。
国土交通省のホームページでは、
建築物の存在期間中に1度は遭遇することを考慮すべき極めて稀に発生する地震動に対して倒壊・崩壊するおそれのないこと、と書かれています。
単純に、旧耐震だからダメ、新耐震なら安心、という事ではないんですよ。
基準より上の仕様で作っている旧耐震だってあるし、
適当に作っちゃった新耐震もあるかもしれない。
ほんとのところは、
その家を調べてみないと何とも言えないのですが。。。
一つの基準として、
この1981年6月1日という日付けより、前なのか、後なのか、という話しですね。
ちなみにこの日付けは、確認申請という書類に書いてあるので、築年月日とはまた別です。
調べてみたいな、という方も、
なんか心配だからちょっと見て、という方も、
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